雛人形のルーツともいわれる気品のある「寛永雛」や、あまりの豪華さゆえ将軍吉宗の禁止令が出たといわれる「享保雛」にはじまって、皇女、和宮愛用の御所人形や、加茂人形、奈良人形、嵯峨人形がある。
三頭身の裸の童子に腹掛けした御所人形は、最も気高く格調ある人形といわれる。
桐を彫咳その上に丹念に嫉を塗り重ねて作る。
皇女和宮に愛用されたといつ人形がかわいらしい。
湘臣逓人形の源といわれる、柳を一刀彫りにした加茂人形はどことなくユーモラスである。
芝居や謡曲の十八番を題材とし、全身から躍動感があふれてくるような衣裳人形は、人形にいろいろな衣裳を着せかえて楽しんだもの。
鯨のひげで作ったゼンマイや、水銀、砂などを使って動くように仕掛けた機巧人形も人気の一つである。
水を入れた器を運ぶ「茶運び人形」や、デングリ返しをしながら階段をおりる「宙返り人形」もおもしろい。