わたしがいかに科学主義者かわかっていただけたでしょうか。
科学主義者なのでこんなにアツく語るのです。
そしてもっとも大切なのはやはり教育でしょう。
科学主義は新しいものではなく、単に現在の科学教育システムだけの産物であるというのではありません。
わたしたちの文明にとって哲学や政治でいろいろな表現をするさいに、科学主義は自然なものです。
17世紀の近代科学の興隆以来、ヨーロッパ思想の重要な要素でした。
適用可能な範囲で、探求と議論という科学の方法の価値を根本から力説するのは実に素晴らしいことですよね。
もっと極端に理論に走った場合には、科学主義は本当に危険で、良識、普通の人間性と矛盾し、しばしば科学自体の堕落を招くものです。
何事も偏ってはいけませんね。
科学主義の問題点は、深い分析抜きで、科学に「賛成」の立場を前提とすることです。
この態度は、同じくらい不毛な、ナイーブな形の反科学主義を生み出します。
科学の役割、価値、用法等について満足出来る見解を作り上げようとする時に答えられるはずの問いが、すでに先取りされています。