高木兼寛は、脚気が欧米の海軍では起きていないことから、食物・・・
特に当時の軍艦で主食として使われていた白米食に問題があると考え、大規模なフィールドワークを行いました。
遠洋航海に出ていく軍艦の一方に白米食を基本とした和食を、もう一方の軍艦にパン食を中心とする西洋的な食事を与えたのです。
・・・これ程ドラスティックな結果はないといっていい位の結果でした。
まだエキナセアのようなサプリがなかったころの話です。
白米食を与えた軍艦の乗組員では、272日の航海で376名中169名が脚気になり、25名が死亡しました。
しかし、洋食を食べさせた軍艦では、287日で脚気14名、死亡6名といった面期的な結果が得られました。
この研究は栄養学における日本最初の疫学、公衆栄養学のデータといってよいでしょう。